* 大切な存在 *










先輩v』


『・・・鳳くん?』


『長太郎でいいですよv』


『じゃあ長太郎くん・・・。』


『・・・。』


『あの、どうしたの?』


『えっと、先輩がいたから声かけたんですけど・・・もしかして迷惑でしたか?』


『ううん、すごく嬉しいよ。』


『良かった・・・。』


『・・・声かけてもらえるのってすごく嬉しいね。』


『じゃあ俺、先輩を見つけたら声かけますね!』


『・・・いいの?』


『もちろんです、先輩は嫌じゃないですか?』


『全然、むしろ嬉しいから・・・。』


先輩も声かけてくださいねv』


『うん、長太郎くんを見つけたら声かけるね。』




















『・・・・・・日吉くん?』


『なんですか?』


『下の名前って“わか”であってる?』


『“わかし”です。』


『“わかし”くん?』


『はい。』


『わかしくんわかしくんわかしくん・・・・・・』


『呼びにくければ“わか”でも構いませんよ・・・。』


『・・・ごめんね。』


『いえ、気にしないでください。』


『うん、ありがとう・・・若くん。』


『・・・俺も・・・先輩って呼んでもいいですか?』


『うん、もちろん・・・嬉しい。』





















も飛んでミソ?』


『え?』


『嘘だって嘘☆』


『びっくりした・・・。』


『俺のアクロバティックどう?』


『すごいね、ぴょんぴょん飛べて・・・』


『ホントにも飛んでみる?』


『・・・無理です。ごめんね?』


『謝んないでいいって。』


『でも、頑張って飛べるように努力はする。』


『・・・無茶すんなよ?』


『うん、頑張るね。』




















『あーだぁ・・・。』


『ジローくん・・・こんなところで寝てると風邪引いちゃうよ?』


『だいじょーぶ。』


『でも・・・。』


『じゃあこっちおいで?』


『・・・?』


『・・・ね?暖かいでしょ?』


『・・・うん、そうだね。』


『だから風邪引かないCー!』


『でも・・・やっぱり心配だよ。ジローくんが風邪引いちゃわないか・・・』


『大丈夫だって、こうやっても一緒に寝れば・・・暖かいでしょ?』




 







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