* 突然が運ぶ恋模様 *










「きゃっ!」



階段を上がっていると突然目の前に人が落ちてきた。



「大丈夫ですか?」


「うーん・・・何とか?あっ受け止めてくれたんだね、ありがとう。」


「いえ、あなたが突然落ちてきたものですから・・・。」


「ちょーっとバランス崩しちゃったみたい。」


「気をつけてください。」


「うん、ありがとうね。あっ名前は?」


「・・・日吉です。」


「日吉くんね、ありがとう!今度お礼するね!」



言うだけ言って走って行ってしまった。

自分の名前も告げずに・・・

あの人はいったい誰だったのだろう?


















あの人が自分の先輩であることを数日後知った。

しかも、部活のマネージャーの先輩の友達。



「何やってんの?日吉。」


「・・・・・・先輩。」


「何よ?」


「先輩といつも一緒にいるあの人、誰ですか?」


「一緒にいる・・・あっね。。っでがどうしたわけ?」


「・・・・・・。」


「そういえばー言ってたなーこの前。階段から落ちたところを受け止めてもらったって。」


「・・・。」


「確か名前は日吉だったような・・・。」


「・・・・・・。」


「ほら!白状しなさい!」


「・・・・・・先輩を受け止めたのは俺です、これでいいでしょう?」


「そうじゃなくて!」


「他に何か?」


「あの日吉が女の子の名前聞いてくるなんて珍しいじゃん。」


「・・・。」


「ふーん・・・気になるんだ、のこと。」


「・・・・・・!!///」



わかりやすいヤツ・・・。(笑)

落ちてきたに一目惚れって感じかな?



「まぁ日吉なら安心そうだし、協力してあげるよ?」


「安心・・・?」


「跡部たち狼にははあげません。」


「・・・・・・。」


ちゃんー!」


、ちょうどいいところに来たじゃん。」


「え?あー日吉くんだぁ!!」


「こんにちは。」


「こんにちは。」


「じゃあね、頑張んなさい。」


「・・・ありがとうございます。」


ちゃん?」


「ばいばい、。」


「うん?ばいばい?」



















「・・・・・・先輩。」


「はい?」


「好きです。」


「えぇー?!//////」


「あなたを受け止めたとき、一目惚れしました。」


「あ、ありがとう・・・。」


「・・・。」


「あのね、私も・・・あの時日吉くんに一目惚れしました。」


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