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* 詐欺師の甘い甘い罠 * ｢詐欺師が欲しいー！｣ 教室ということも考えずに叫ぶ私の親友(多分。)。 名前は。 顔は可愛い系。 性格も可愛いけど・・・結構不思議系。 ｢ー詐欺師欲しくない？｣ ｢・・・アンタさ、その発言どうかと思うよ？｣ ｢えぇー？｣ ｢ここどこだかわかってる？｣ ｢ん？教室？｣ ｢そう、しかもここは立海。｣ ｢・・・うん？｣ あー完璧わかってないわね。 まぁそこがの良い所なんだけどさぁ・・・ ｢さて問題です。仁王雅治の呼び名は？｣ ｢仁王くん。｣ ｢じゃなくて！｣ ｢仁王くんは仁王くんだよー他にある？｣ ｢アンタ知らないわけ？｣ ｢何を？｣ ｢仁王のコートの中での呼び名。｣ ｢うん、だって私テニス部と全く関わりないし。｣ ｢・・・そーだったわね。｣ ｢はマネだもんねーうん、すごいすごい！｣ ｢いや、そこじゃなくてね・・・仁王の呼び名だって。｣ ｢仁王くんの呼び名ぁ・・・何？｣ ｢｢コートの中の詐欺師。｣｣ ｢あっすごい、息ぴったり。｣ ｢仁王いつの間に？｣ ｢今の間にじゃ。｣ ｢何しに来たわけ？｣ ｢んとこの可愛い女の子が詐欺師が欲しいって叫んどったから。｣ ｢・・・。｣ ｢・・・。｣ ｢・・・だそうよ、よかったわね。｣ ｢え？何が？｣ ｢お望みどおり詐欺師が来たわよー。｣ ｢えぇ？｣ ｢どーも、コートの中の詐欺師こと仁王雅治じゃｖ｣ ｢はぁ・・・です。｣ ｢知っとるよ。｣ ｢・・・ー私はどうすればいいの？｣ ｢そりゃあ・・・欲しがってた詐欺師が来たんだし、お好きなように。｣ ｢ちょ、ちょっと待ってよ！私が欲しいのはマ●ョリ●の詐欺師！｣ ｢私はわかってるけど・・・この学校では詐欺師＝仁王、ＯＫ？｣ ｢・・・。｣ ｢可愛いのぉ・・・はｖ｣ ｢//////｣ ｢じゃあせいぜい頑張りなさい、仁王。｣ ｢ありがとな、。｣ ｢ちょっとー！？｣ ｢ー付き合わんか？｣ ｢えぇ？！///｣ ｢好きじゃ。｣ ｢・・・えっとあの・・・じゃあお友達から・・・。｣ こうして私の親友(多分。)のと詐欺師は友達になったようです。 あの仁王がねぇ・・・友達からでいいとは・・・なかなか面白いじゃん。 ちなみに次の日マジョリカの詐欺師をにプレゼントする仁王の姿を見ました。 |