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* 可愛い可愛い俺の恋人 * ｢仁王ちゃーん！｣ ｢なんじゃ、？｣ ｢あのね！｣ ｢ん？｣ ｢今日ね、ちょっと偵察に行って来ます！｣ ｢・・・偵察？｣ ｢そう、やっぱり敵はちゃんと見なくちゃでしょ？｣ ｢まさか、青学か？｣ ｢うん！さっすが仁王ちゃん、よくわかったねぇー。｣ ｢のことじゃからのぉ。｣ ｢っというわけで行って来ます！｣ ｢待ちんしゃい。｣ ｢ふぇ？｣ ｢行っちゃいけんよ。｣ ｢えぇー？｣ ｢ひとりで行くのは危ないけんやめとき。｣ ｢でもでも、偵察・・・｣ ｢俺たちは王者立海じゃよ？｣ ｢うむー・・・。｣ ｢俺が心配なんじゃよ。可愛い可愛い俺のが青学の奴らの中に行くなんて・・・｣ 単純なは泣き真似でもすぐに騙される。 そこが可愛いとこじゃ。 ｢に、仁王ちゃん！ごめん、ごめんね・・・行かないからね、泣かないで？｣ ｢本当か？｣ ｢本当本当！｣ の前で笑って見せる。 案の定目の前のは唖然としている。 ｢・・・また騙したわねー！！｣ ｢簡単に騙されるが悪いんじゃ。｣ ｢仁王ちゃんのバカバカ！！｣ ｢そんな風に言われたら雅治くん傷つくのぉ・・・。｣ ｢もう嘘泣きは信じません！｣ ｢・・・。｣ ｢・・・。｣ ｢・・・。｣ ｢・・・。｣ ｢・・・。｣ ｢・・・仁王ちゃん？｣ ｢・・・。｣ は沈黙に弱い。 長い時間沈黙が続くとすぐに泣きそうになる。 ｢仁王ちゃん・・・もう私のこと嫌いになったの・・・？｣ ｢そんなことなかよ。｣ ｢でも・・・何もお話してくれない・・・。｣ ｢本当に可愛いのぉ・・・。｣ ｢・・・・・・もしかして仁王ちゃんわざと・・・？｣ ｢そうじゃ。｣ 泣きそうになってるも可愛いのぉ・・・。 この顔が見たいから毎回苛めたくもなる。 ｢・・・仁王ちゃんのバカ！もう本当に怒った！！｣ 目の前で頬を膨らませているも本当に可愛い。 ｢絶対に今日一日お話しないもん！｣ ｢悪かった、俺の負けじゃ。｣ いつも先に折れるのは俺。 ｢・・・むぅ・・・仁王ちゃんいつもそう言う！｣ ｢可愛いと一日話せんのはいやじゃからな。｣ ｢・・・可愛くないもん///｣ ｢可愛ぇよ、俺のは。｣ ｢仁王ちゃんのバカ・・・///｣ やっぱり頬を紅めとるが一番可愛い。 もちろん笑顔も可愛いぜよ。 |