* 強さを求める為に *










きっと・・・みんなの力になる。

そう信じてる。


















「というわけで合宿を行います。」


「今年こそ先輩の手料理が食いたいっす!」


「え・・・。」


「桃城、それは出来ない。」


「えぇー何でっすか?!」


「ダメだにゃ桃!」


「そう、ダメだよ桃。」


「なんでっすか?!

先輩の手作りのお菓子めちゃ美味いじゃないですか!!」


「・・・先輩の手作りのお菓子・・・?」


「あっそっか、リョーマにはまだあげたことないね。」


「・・・先輩たちずるい。」


「うーんじゃあ今度作ってあげるね、リョーマの為に。」


「約束っすよ?」


「うん、もちろん。」


「で、何でダメなんですか?」


の料理は・・・見た目は完璧だが味が・・・」


「お菓子は得意なのよ。」


「うん、それは保障するにゃ!」


「でもね・・・ご飯と呼ばれるものは苦手で・・・」


「そんなにダメなんすか?」


「うん、破滅的に。」


「手塚の眉間の皺が増えるほどにゃ!」


「・・・学校の料理実習とかどうしてんの?」


「周助と英二とグループだもん。」


「僕たちがふたりでやってるよ。」


「お菓子のときはちゃんと一緒にやってるもん!」


「ふーん・・・じゃあ食事は当番制っすか?」


「そうなるだろうね。」


「デザートは私が作るからv

あっそろそろ氷帝に行かなきゃ。」


「氷帝に行くのか?」


「うん、ちょっと用事があってね。

明日9時に学校集合だから、ちゃんと来てね。」




















。」


「周助?」


「練習が終わったら迎えに行くから。」


「うん。」


「ちゃんと待っててくださいよ。」


「うん、わかったリョーマ。」


「道に迷うなよー。」


「大丈夫だよー英二。」


「気をつけてね。」


「ありがとう。」




















英二、ごめんなさい。

大丈夫って言ったのに・・・

は・・・道に迷いました。



「・・・ここどこ?」



見たことあるような・・・ないような・・・

とりあえず歩こう。



?」


「比呂・・・!!」


「何しとるんじゃ?」


「雅治も・・・助かったー。」


「迷ったのですね。」


「はい、その通りです。」


「どこ行くんじゃ?」


「氷帝。」


「お送りしましょう。」


「え?いいの?」


「任せんしゃい。」


「ありがと。」



















「あっ氷帝だー。」


「無事ついてよかったのぉー。」


「うん、ふたりのお陰だね。」


「青学の調子は如何ですか?」


「みんな頑張ってるよー。

明日から合宿なのv強化合宿v」


「そうですか・・・。」


「女子はだけかや?」


「ううん、スミレちゃんがいるよー。」


「それならよか。」


「じゃあ私行って来るね!」




 







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