* 強さを求める為に *










だって楽しいじゃない。

みんなを驚かせるほうが。




















「はい、じゃあみんな目隠ししてねー。」


「目隠し?」


「うん、目隠しv」


「なんでにゃ?」


「それは秘密v」




















「じゃあちょっと待っててねー。」



よかったぁー1時間余裕持たせておいて。

怒られちゃ困るもん。



「バスの席どうしようかなぁーやっぱりみんな仲良くがいいよね。」



ちゃんと用意したし、クジ。

みんな怒るかなぁー?




















「景吾!」


ちゃーん!」


「侑士。」


「おはようございます、さん。」


「日吉ずるい!さんおはようございます!!」


「おはよう、若、チョタv」


「青学の奴らは?」


「バスの中です。

さてと、じゃあクジひいてくださいねv」


「クジ?」


「そう、バスの席をねクジで決めようと思って。」


「えー俺はちゃんの隣がEー!」


「俺だってさんの隣がいいですよー。」


「あのね、クジには青学のメンバーのお名前が書いてあるの。

ひいたお名前の人の隣に座ってね、みんな目隠ししてるから静かに。」




















結果は・・・。

英二のお隣が岳人。

周助のお隣が侑士。

リョーマのお隣が景吾。

大石くんのお隣がジロー。

河村くんのお隣が宍戸くん。

海堂くんのお隣が樺地くん。

桃城くんのお隣がチョタ。

乾くんのお隣が太郎さん。




















「えぇー!!」


「なんで俺があの生意気な1年の隣なんだよ!!」


「俺なんか不二やで・・・」


、やり直せ!!」


「だぁーめ!」


さん、俺のには何も書かれていないんですけど・・・」


「あっそれは私。」


「つまりさんの隣と言うわけですか?」


「うん、ごめんね私で。」


「構いません、むしろ嬉しいです。」


「ありがとう。」


「日吉・・・変われ!!」


「嫌です。」


「いいやん先輩やでー。」


「日吉ずるい!!」


「良いなー日吉・・・さんの隣。」


「じゃあ行こうか?」


「はい。」




















「ただいまー。」


「お帰り。」


「みんな席に着いたみたいね。

はぁいー、目隠しとってくださいーv」



「「「「「「「「「「・・・。」」」」」」」」」」



「ということなのでv」


?!」


「クジで決めたの、ごめんね?」


「・・・なんで跡部さん・・・。」


「知るか。」


「ちゃんとお隣の人と仲良くするのよーそのための強化合宿でもあるんだから。」


、どういうこと?」


「だって氷帝と青学って仲悪いんだもん。

せっかくだし、仲良くなろう?」


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