* 強さを求める為に *










笑って欲しい。

ずっと笑っていて欲しい。




















「ねぇ若・・・」


「どうしましたか?」


「どうして前のほうは何も会話がないの?

仲良くしてもらうために席をクジで決めたのに意味ないよぉ・・・」


さん、な、泣かないで下さい!」


「日吉!を泣かせるな!」


「・・・先輩たちのせいなんですけど。」


「何やて?」


「みんな・・・どうして仲良くなってくれないの?」



((((((((((可愛いっっ!!!))))))))))



(先輩可愛すぎっす!!)


(相変わらず可愛いにゃー。)


(あの顔はいつ見ても可愛いね。)


(ちゃんめっちゃかわええなー。)


(さん可愛い♪)


(さん可愛すぎます・・・。)


(俺以外のヤツにそんな顔見せるなよ・・・。)


(カワEーvv )



「仲良くしなきゃダメ!」


先輩が言うなら仕方ないっすね、跡部さん?」


「ああ・・・。」


「リョーマと景吾だけじゃなくて、みんなもだよ!」




















「あっそうだ!良いこと考えたv」


「どうしたんですか?」


「景吾ー携帯かして!テレビ電話!」


「あ、ああ・・・何に使うんだ?」


「国光に現場報告。」


「手塚に?」


「うん、私の携帯テレビ電話じゃないから・・・。」


「使え。」


「ありがと。」




















「国光ー。」


「・・・どうした?」


「テレビ電話テレビ電話vv」


「合宿中じゃないのか?」


「今移動中、バスの中なの。」


「そうか。」


「国光、今暇?」


「ああ。」


「じゃあ景吾の携帯なので・・・

まずは景吾からお話スタートv」


「はぁ?」


「ほらほら景吾v」


「げ、元気か?」


「あ、ああ・・・。」



((会話が続かない!!))



「じゃ、じゃあな・・・」


「え?もう終わり?」


「ああ。」


「じゃあ次は・・・リョーマv」


「うぃーす。

ども、部長。」


「ああ、元気か?」


「元気っすよ。」


「お前のことはから訊いている。」


「ふーん・・・じゃあ、また。

どうぞ、不二先輩。」


「ありがとう、越前。

やぁ、手塚。」


「不二か・・・」


「調子はどう?」


「順調だ。」


「それならよかったよ。

はい、英二。」


「手塚ー!」


「な、なんだ?」


「こっちはみんな元気だぜ!」


「ああ、そのようだな。」


「じゃあな!

次は・・・誰でもいいや、忍足!」


「俺かいな!

何はなそ・・・とりあえず、ども。」


「ああ・・・。」


「あかん、話すこと思いつかんわー

とりあえず肘、お大事になー。」


「ああ、ありがとう。」





















「国光ー楽しかった?」


「・・・・・・ああ。」


「そっか、よかった。」


、ありがとう。」


「どう致しましてv

じゃあ合宿頑張るねー。」


「ああ。」


「多分またすぐに電話しちゃうと思うけど・・・」


「いつでも掛けてくれて構わない。」


「ありがとう。」


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