* 強さを求める為に *










ごめんなさい。

私はみんなに何も言っていない・・・。


















ー!!」


「・・・英二?」


「持って来たかにゃ?!」


「ふふ、花火?」


「おう!」


「ちゃんと持ってきたよー。」


「さすが!!」



















。」


「周助?どうしたの?」


「いつものアレ、持って来た?」


「花火でしょ?」


「そう。」


「持ってきたよーv」


「さすがはだね。」




















「みんなー花火しよ?」


「花火?」


「持ってきたんかい。」


「やるぜぃ!」


「いいですね、やりましょう。」




















、見てみんしゃい。」


「わぁー綺麗・・・v」


「打ち上げもやろうぜ!」


「ブン太!ジャッカルくんに向けちゃダメ!」


さんーこれ綺麗ですよvv」


「うわぁ色が変わるんだーすごいねぇ・・・v」


「花火はこの角度が一番美しい。」


「うん・・・すごく綺麗・・・」


「これは如何でしょう?」


「綺麗だといいなぁ・・・」




















この瞬間が続けばいいのに・・・




















ちゃんーこれ一緒にやろや!」


「うん、やる!」


さんー一緒にやりましょ!」


「やりたい!」


「・・・火、付けてやるよ、危ないからな。」


「ありがと。」


さん、どうぞ。」


「どんな花火かな・・・楽しみ。」


















ごめんなさい。




















ーこっちにゃ!!」


「いいのあった?」


「これも綺麗だよ。」


「あっそれまだやってない。」


先輩、これお奨め!」


「リョーマのお奨めかー楽しみだなぁvv」




















何も言わなくて・・・




















「景吾、テレビ電話かしてーv」


「また手塚か?」


「うん、国光も一緒に花火するの。」


「ふーん。」


「ありがとう。」




















「国光、見てみて花火v」


「ああ。」


「線香花火はね、国光としようと思ってとっておいたの。

綺麗でしょ?」


「ああ、綺麗だな。」


「今度は一緒にやろうね?」


「そうだな。」




















守れるはずのない約束をして・・・ごめんなさい。


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