* 夢の中の世界 *










「いつでもメールとか電話とかしてね!私そういうのすごく嬉しいからv」



なんて先輩は言った。

・・・俺だけだと思ったのに・・・ちょっと悔しい。

でもいいや。

覚悟しててよね、先輩?



「ねぇ先輩。」


「ん?」


「それ、一口頂戴?」


「うん、いいよー。」



なんか不二先輩睨んでくるし。

別にいいじゃん。

先輩だっていいって言ってくれてるんだし。



「どーも、じゃあお返し。」


「え?」



先輩の口の中に玉子焼きを入れる。



「・・・ありがとう、でも不意打ちはやめてね?びっくりするから。」



・・・・・・先輩可愛すぎ!

あー・・・だめかも、俺、先輩好き。

コロコロ表情変わって可愛いし。



「越前・・・・・・が驚くようなことしちゃダメだよ?」



・・・怖!

不二先輩も先輩のこと好きなわけ?

別にいいけど・・・ライバル多いほうが燃えるし。



「大丈夫だよ、周助。」


「そう?もし越前に何かされそうになったら何時でも僕に言うんだよ。」



・・・・・・俺は不二先輩が何かしそうで心配なんだけど。

っていうか睨んでくるのやめてくれません?

しかも開眼だし。



「うん?」



あ・・・絶対先輩意味わかってない。

先輩って天然?

まぁ・・・それも可愛いけど。



「ねぇ手塚。」


「何だ?」


をマネージャにしてもいいよね?」


「・・・・・・。」


「いいよね?」


「あ、ああ・・・。」



部長ダメじゃん。

不二先輩に負けてるし。

まぁ先輩がマネージャーって言うのは俺的には嬉しいからいいけど。



「何々!?がマネージャー?!」


「うん、ならぴったりだと思うんだ。」


「俺賛成ー!!」


「みんなは?」



・・・・・・不二先輩、ブラックオーラ出しすぎ。

これじゃあ先輩たち頷くことしか出来ないじゃん。



「ほらね?みんな賛成だって。」


「・・・・・・の意見を聞こう。」


「そうだね、・・・マネージャーやってくれないかな?」



うわ・・・優しい表情してるし。

さっきのブラックオーラ全くないじゃん。



「え?私が、マネージャーやってもいいの?」


「もちろんだよ。ね?みんな。」



また開眼してるし。

先輩たちも頷いてるし。

・・・・・・半強制的にも見えるけど、実は結構先輩たちみんな嬉しそうじゃん。



「みんなも賛成してるよ。」


「・・・じゃあ!是非よろしくお願いします!」




 







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