* 願われた逢瀬 *










コンコン♪





「は、はい、どうぞ・・・」



「「「「「「「・・・・・・。」」」」」」」



「こんにちは、みなさん。」


「こ、こんにちは、先輩!」



いかにも嬉しそうな鳳。



「大丈夫か?」



労いの言葉をかける宍戸。



ー逢いたかったよー!!」



今すぐにでも抱きつきそうな



ーvv」



覚醒している芥川。



「えっと・・・はい、大丈夫です。」


「おい。」


「は、はい!」


「覚えてないのか?」


「・・・ごめんなさい。」


「悪い、謝らなくていい。」



調子が狂う。

いつものとは違う、全くの別人。



「ぁ・・・ぃゃ・・・・・ごめんなさい・・っ」



触れるか触れないかの所で吐き出される拒絶の言葉。

俺はコイツに何をしたのだろうか?



「・・・ごめんなさい・・・っ」


「・・・泣くな。」


「うわぁー跡部泣かしよったー!!」


「忍足!」


「・・・すまん。」


「ねぇ!」


「は、はい!」


「私はね。」


・・・さん?氷帝のマネージャーさん・・・。」


「そう!立海の人たちから聞いたんだ、記憶喪失のこと。だから自己紹介ね。」


「えっと・・・はい、ありがとうございます。」


「ちなみにちゃんって呼んでvずっとそう呼ばれてたからさ。」


「あっはい、ちゃん・・・。」


「あー!!やっぱりは可愛いわv」


「俺!向日岳人!呼んでミソ?」


「向日岳人さん・・・。」


「岳人でいいって、ちなみにいつもは岳人くんなっ★」


「岳人くん・・・。」


「俺は、忍足侑士な。」


「・・・忍足侑士さん。」


「侑士って呼んでな。」


「侑士くん。」


「宍戸亮。」


「宍戸、亮さん。」


「亮でいい。」


「・・・・・・亮くん。」


「俺、芥川慈郎ね。」


「芥川慈郎さん・・・。」


「ジローって呼んでv」


「ジローくん・・・。」


「鳳長太郎です!!」


「鳳長太郎さん・・・。」


「長太郎って呼んでください。」


「長太郎くん。」


「日吉若です。」


「・・・・日吉若さん。」


「・・・・・・若でいいです。」


「若くん・・・。」


「ほら!跡部、あんたも自己紹介しなさいよ!!」


「・・・チッ。」


「本当はしたくてしたくてうずうずしてるくせに!!」


「跡部景吾だ。」


「跡部・・・景吾さん・・・。」


「景吾って呼べ。」


「・・・景吾くん・・・。」




















オマエハオレタチニワライカケテハクレルノダロウカ?




 







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