* 本当の笑顔 *
「おい、ジローの奴はどこ行ったんだよ。」
「だから、私はおいじゃない、!」
「ったく・・・気の強ぇー女。」
「わかったわよ、しおらしい女になってやろうじゃない。
・・・ごめんなさいねっあのね、私わからないの・・・本当にごめんね?」
「・・・気持ち悪ぃ・・・。」
「やっぱり?自分でもそう思った。」
「で、知らねぇーのかよ、ジローがどこ行ったのか。」
「知るわけないじゃん。
って言うかけーちゃんいつの間にどっか行ってたのよ。」
「ジローさがして来いって言われたんだよ。」
「ふーん・・・。」
「まだ本性見せてないのかよ。」
「うん。」
「・・・。」
「今のところは・・・けーちゃん、ゆーちゃんと岳ちゃんと亮ちゃんだけだし。」
「ちょっと待て、亮ちゃんって誰だ?」
「えっとなんだっけー・・・激ダサくん?」
「・・・。」
「あっ違う、えっと確か・・・そうそう宍戸亮だ確か。」
「向日はともかく宍戸にまで本性見せたのかよ。」
「うん、だって面白かったんだもん、激ダサ。」
・・・コイツ、わけわかんねぇ・・・。
「岳ちゃんはミソミソだし。」
マジで理解不能だぜ・・・。
「やっぱり氷帝面白いね。」
「・・・お前、立海で友達いたのかよ。」
「だ・か・ら、お前でもなくて、!」
「・・・いたのかよ。」
「うん、せーちゃんとか、弦ちゃんとか、蓮ちゃんとか比呂ちゃんとかまーちゃんとかブンちゃんとかジャッカルちゃんとか。」
「テニス部か?全員。」
「うん、テニス部ー。」
「・・・男か?」
「男テニだもん。」
「女友達とかいなかったのかよ。」
「女顔のせーちゃんはいたけど・・・女友達はいなかったかな。なんか氷帝でもそうなりそうーお嬢様ばっかりでしょう?
私的には楽しくおかしく学校生活を送りたいの。けーちゃんたちみたいな面白い人と一緒に。」
「・・・・・・。」
「〜さんのファンです。みたいな人といたって面白くないし。
でも、テニス部ってファンクラブとか多そうだよねーまぁ呼び出しとかは慣れちゃってるからいいけど。」
「慣れるもんなのかよ・・・。」
「うん、だって立海でもよく呼び出されてたし。
さすがに殴られたりするのは嫌だけどね、痛いの反対!
まぁ・・・その時は守ってやってください、お友達さん?」
「俺から離れなきゃいーだろーが。」
「わぁーvけーちゃん頼りにしてるよ!」
「フッ当然だろ?」
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