* ストリートテニス *
「あっけーちゃん目覚めた!!
ごめんね!私やっぱりテニス苦手みたい!頭まだ痛い?」
「ちゃんの膝枕なんて羨ましすぎやでー跡部。」
サーブが頭に当たるんは嫌やけどな。
でもいいなーちゃんの膝枕。
「何となく、こういう時は膝枕?とか思ってね。頭痛い?」
「大丈夫だ。」
「よかったー!みんな一緒にけーちゃんが目覚めるの待っててくれたんだよ!」
「・・・悪かったな。」
(侑士!跡部が謝ったぜ!!)
(珍しいこともあるもんやなー。)
(俺様なのにー。)
(・・・激ダサ。)
(の影響じゃないかな?)
「てめぇら・・・聞こえてんだぜ?」
「しゃーないやん、跡部が珍しいんやもん。」
「あははっやっぱりアンタたち面白すぎ!最高ー!!」
「もう結構な時間だけど・・・帰ろうか?」
「おう!」
「ちゃん家どこなん?」
「えっと・・・ごめん、道わかんない。」
「「「「「「はぁ?」」」」」」
「というわけで私を家まで連れてってv」
「「「「「「・・・・・・。」」」」」」
「え?!みんな知らないの?!」
「知るわけねぇーだろーが。」
「そやで、ちゃんのは今日仲良くなったんやんか。」
「俺も知らないCー!」
「あっそっか、でも知ってると思ったんだけどなーたろーちゃんの家。」
「「「「「「はぁ?!」」」」」」
「たろーちゃんの家に居候中なのですっ☆」
「・・・監督の家ならわかる。」
「じゃあみんなで送ってったるわ。」
「歩くのかよ?」
「当たり前やん、歩きたくなかったら跡部は帰ればいいやろ。」
ちょっと意地悪やったかな?
でも、跡部やし・・・絶対ちゃん送ってくやろな・・・。
「仕方ねぇーな、歩いてやるよ。」
「じゃあみんな!案内よろしくお願いしますー!」
「じゃあは今日、どうやって学校に来たの?」
「えっとねーたろーちゃんの車!」
「いいなー。」
「やっぱってすげぇ!!」
「大丈夫なのかよ、監督の車で登校。」
「うん、学校長との話はついてるから・・・援助交際とは思われない!」
「・・・・・・確かに傍から見れば援助交際やな。」
「この前一緒に歩いてたら補導されかかったんだよー。」
「「「「「「一緒に歩いてた?!」」」」」」
「うん、ショッピングしてたの。その時はパパですvって言ったんだけどね。」
「「「「「「・・・・・・。」」」」」」
「補導されてたらたろーちゃん危なかったねーうん、よかったよかった。」
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