* 黄色い声事件 *
「うわぁーそれは大変ですね。」
嘘。
全然大変じゃないし。
「安心してくださいー見えるとことに傷はつけないであげますからぁー。」
「でも、これってフェアじゃないくない?」
さすがにちょっと多いんじゃない?
1対12って。
まぁ負けないけど。
「気にしないで下さいvだって先輩が悪いんですもんvv」
「でも、これからは跡部君たちに付きまとわないって約束するならやめてあげてもいいわよ?」
「あとぉーマネもやめてくださいねぇーv」
「嫌。」
「せっかく下手に出てあげたのに。」
「そうですよぉーv」
「ねぇ、言いたいこと言ってもいい?」
「ご自由にどーぞぉ。」
「えぇ、あなたと話をするのもこれで最後になるだろうしね。」
「じゃあ・・・アンタたち馬鹿ね。私に文句があるならひとりで来なさいよ。複数でじゃないとこんなこと出来ない?
それじゃあもしこの中の誰かがあなた達が大好きな人たちと付き合ったらどうするわけ?またこうやって呼び出し?」
「それなら大丈夫ですぅーちゃんとみんなで約束してますもん。」
「ふーん・・・じゃあ、もしアンタがその大好きな人に告白されたらどうするわけ?」
「その時はその時ですよぉv告白された場合は仕方ないですもんv」
ずらーっと並んでる人も頷いている。
やっぱり馬鹿ね、アンタたち。
「もう終わりにしてくれない?昼休み終わるんだけど。」
そろそろ20分経つかなぁ・・・?
「つまり、あなたはマネを辞めてくれないってこと?」
「辞める理由ないし、結構面白いから気に入ったもん。」
「じゃぁ・・・痛い目に遭って下さいねぇvv」
うわぁーすごい。
みんなカッター持ってるし。
アレ当たったら痛いだろうなぁ・・・血が流れるのはあんまり好きじゃないんだけど。
「カッターってずるくない?」
「別にいいじゃないですかぁーv」
「じゃあ・・・私も使ってもいいかしら?」
まーちゃんが大好きなダーツをv
護身用に貰っておいてよかったわ、まーちゃんに。
「何ですかぁそれ?」
「ダーツ。」
「ダーツでカッターに勝てると思ってるの?」
「思ってる☆」
「先輩ってぇ・・・馬鹿ですねぇー?」
「あら?アンタたちよりは馬鹿じゃないわよ。」
「失礼ね。」
その気になれば顔も狙えるけど・・・一応相手は女の子だしね。
それに・・・
バンッ
「ったく場所くらいは言えよな。」
「でも、分かったでしょ?」
「当たり前だろ。」
「跡部先輩?!」
「跡部くん?!」
うわぁーさすがけーちゃんv
ずらーっと並んでる人たちも動揺してるし。
「姫さん、おまたせー。」
「ちゃん膝枕、して?」
「・・・・・・なんでみんないるわけ?」
「せっかく遊びに行ったのにいなかったじゃん!」
「それで跡部に話を聞いてね。」
「跡部くんたちを使うなんてひどいわ!」
「そうですよぉー!」
「あら?ちゃんと言ったわよね?迎えに着てって言っておいたって。」
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