* 穢れた血 *
『姫さーん!』
『どぉーしたの、侑士?』
『今日帰り寄り道して行かへん?』
『うん、いーよ!』
『よっしゃ!』
『勝手に決めてんじゃねぇーよ。』
『全く、忍足の分際でを誘ってんじゃないわよ。』
『姫さーん(泣)』
『ん?どぉーしたの?』
『跡部とが苛めてくるねんー!!』
『『忍足キモイ。』』
『ふたりとも酷いわ!姫さーん(泣)』
『もう!ふたりとも・・・じゃなくて3人とも!
私を仲間外れにしないでよー!淋しいじゃんっ!!!』
『『『・・・・・・。』』』
『そういや姫さんって鈍感やったな・・・。』
『そこがの可愛いところじゃない♪』
『・・・。』
『ねぇーそろそろ帰ろうよー?』
『そうだな、行こーぜ、。』
『ちょっとアホベ!何勝手にを連れて行こうとしてんのよ!』
『・・・チッ。』
『ずるいでー跡部!』
『テメェに言われたくねぇーよ!』
『あははっ3人とも仲良しさんだねー。』
何で俺たちは日常はあんな簡単に壊れてしもたんやろな・・・・・・。
「仁王先輩ー開けてくださいよー。」
「はやく開けろぃ☆」
「なんじゃ、丸井に赤也・・・。」
「遊びに来たんっすよ☆」
「仁王じゃなくてにだぜー。」
「はいはい、それはわかっちょる。本人に開けてもらいんしゃい。」
「それが出てくれないんっすよー。」
「はぁ?」
「まだ寝てるのかもな、アイツ結構寝ぼすけだから。(笑)」
「とりあえず開けてください!」
「わかった。」
なんじゃ、嫌な予感がする。
とりあえず入口のオートロックを開けてやり俺は隣へと急ぐ。
ピンポーン。
「!開けんしゃい!」
「仁王!」
「先輩まだ起きてこないんっすかー。」
ピンポーン。
「おーい、ー!」
「先輩ー。」
時刻はまだ8時。
今日は休みじゃから起きてないのも頷ける。
「本当に寝ぼすけだなー。」
「げっそろそろ行かないと副部長に怒られるっすよ!」
「もうそんな時間なのかよー。」
「また帰りに来たらいいじゃろ。」
「そうだな、部活終わって幸村くんのところ言ってからならも起きてるだろぃ☆」
「それで起きてなかったらヤバイッスよー。(笑)」
に逢わないまま俺たちは部活へ向かった。
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