* あなたの存在 *
好きだから。
もっと知りたいと思う。
「あのーこの雰囲気は何なんでしょう・・・?」
「先輩!!」
「リョ、リョーマ?」
「立海の奴らとどういう関係なんっすか?!」
「立海・・・比呂たち?」
「比呂って誰っすか?!」
「越前、少し落ち着け。」
落ち着けるはずがない。
「そうだよ、が困っているよ。」
「えっとね・・・比呂は私のお隣さんvv」
「「「「「「「はぁ?」」」」」」」」
「あれ?私言ってなかったっけ?」
「聞いてないにゃー!」
「うん、初耳だよ。」
「ということは、立海の奴らとも知り合いなのか?」
「うん、そうだよーv
立海の制服もレギュラージャージも持ってるよvv」
「先輩って・・・青学のマネですよね?!」
「うんv」
「何で他校の制服とかレギュラージャージとか持ってるんすか?」
「うーん・・・遊びに行きやすいから。
ほら、お届けものとかってだいたい私が届けるからね。
それよりも!練習しなくていいのー?朝練の時間終わっちゃうよー?」
「・・・レギュラー全員グランド10周!」
「えー今からー?」
「20周にするか?」
「10周でいいにゃ!」
「じゃあ私はドリンクとか用意してるねー。」
「先輩!俺一番に帰ってきますから!」
「うん、待ってるねーv」
「あと一周だよー。頑張れー!」
「先輩!俺が一番に帰ってきたら一緒に昼飯食べましょう♪
もちろん、ふたりきりで!!」
「うん?いいよーv」
わけがわからないって顔してる先輩。
それでも絶対に嫌な顔はしないでくれる。
「俺頑張りますから!」
「うん、頑張れーvv」
「はい、お疲れ様、リョーマv」
「約束ですよ!」
「うん、お昼ご飯一緒に食べようね。」
「先輩たち連れて来ないで下さいよね。」
「何を話してるのかな、越前?」
「不二先輩には関係ないっす。」
「そうなの?」
「そうっす、じゃあ先輩、迎えに行きますから!」
「うん、待ってるねー。」
「どういうこと、?」
「リョーマとお昼ご飯一緒に食べるの。」
「へぇ・・・」
なかなかやるね、越前。
さすが期待のエースかな。
「じゃあ、明日は僕と一緒に食べようか。
もちろん、ふたりきりでね。」
「英二はいいの?」
「大丈夫だよ。」
「うん?じゃあ明日一緒にご飯食べようねv」
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