* 全て見透かす瞳 *
急に逢いたくなった。
だからメールした。
F 仁王雅治
Sub無題
今暇かのぉー?
F
SubRe:無題
うん、暇だよ?
どうしたの?
F 仁王雅治
SubRe:Re:無題
逢えんじゃろか?
今から。
F
SubRe:Re:Re:無題
今から?
部活中じゃ・・・
F 仁王雅治
SubRe:Re:Re:Re無題
に逢えるんなら部活は休む。
F
SubRe:Re:Re:Re:Re:無題
だーめ!
この前赤也にも言ったんだよ、部活は休んじゃダメって!
先輩の雅治が休んじゃもっとダメ!
真田くんに怒られちゃうよー!
F 仁王雅治
SubRe:Re:Re:Re:Re:Re:無題
・・・仕方ないのぉ・・・
F
SubRe:Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題
ちゃんと部活するなら・・・
私が逢いに行く。
それじゃダメ?
F 仁王雅治
SubRe:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題
・・・すまんのぉ・・・
F
SubRe:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題
私は雅治に謝って欲しいんじゃない。
どうせなら”ありがとう”にしてよ。
F 仁王雅治
SubRe:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題
ありがとさん。
さて、立海に向かうとしますか。
景吾との約束は6時。
今は10時。
まだ時間はある。
〜♪
「もしもし?」
「さん!!」
「赤也・・・?」
「仁王先輩に聞いたんっすけど・・・立海に来るんすか?!」
「うん、行くよー。」
「何か怖いくらいすごいんですよ、仁王先輩。」
「雅治が怖い?」
「あっ別にキレちゃってるわけじゃないですよ!」
「そう・・・」
「あっさん今どこ?」
「えっと・・・立海の前だよー。」
「迎えにいくっす!」
「ちょ、ちょっと赤也?」
一方的に切られた電話。
見えるのは走ってくる赤也。
「さんー!!」
「赤也。」
「今日は私服なんっすね。可愛いっすよ!」
「ありがとう。
あっでも私服じゃ入れない?」
「大丈夫っす!」
「じゃあお邪魔しますー。」
「何で切原とおるんじゃー?」
「雅治!」
「迎えに行ったんですよーさんをv」
「うん、迎えに来てもらったのー。」
「、こっち来んしゃい。」
「うん?
じゃ赤也ばいばいーお迎えありがとうねv」
「さーん!(泣)」
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