強くなろう。
ひとりでも多くの人に幸せを与えれるように。
｢スミレちゃん、合宿しよう。｣
｢いきなりだねぇ・・・。｣
｢強化合宿したほうがいいと思うの。｣
｢それもそうだね。｣
｢でも、青学だけじゃダメ・・・というわけで・・・氷帝にお願いするから。｣
｢また突然だねぇ・・・｣
｢ダメですか？｣
｢いや、構わないよ。｣
｢交渉は私がやります、太郎さんにはもう連絡済です。
合宿場所は○○合宿場にしました。｣
｢仕事が速いね、有能マネージャー。｣
｢行くのはレギュラーのみです。
また、当日まで氷帝との合宿ということは言いません。｣
｢気づくと思うが？｣
｢それならそれでＯＫです。｣
｢でも、どうして氷帝なんだい？｣
｢最初は立海にしようと思ったんです。
でも・・・立海よりも氷帝がいいと思ったから・・・｣
｢そうだね。｣
｢じゃあ私氷帝に行って来ます。｣
｢ああ、頼んだよ。｣
｢！｣
｢英二？｣
｢どこ行くにゃ？！｣
｢氷帝。｣
｢氷帝ー？！｣
｢本当なの、？｣
｢うん、本当だよー。｣
｢何しに行くんすか？｣
｢ちょっと用があって・・・｣
｢俺もいくっす。｣
｢リョ、リョーマ？｣
｢僕も一緒に行くよ。｣
｢周助まで・・・｣
｢俺も俺も！｣
｢・・・だぁーめ。｣
｢なんでっすか？！｣
｢だって・・・練習しなきゃ・・・｣
｢心配っす・・・｣
｢越前の言うとおりだよ。｣
｢でも・・・｣
｢じゃあ・・・迎えに行くにゃ！｣
｢え？｣
｢が氷帝に行ってる間俺たちは練習する。｣
｢うん・・・。｣
｢終わったら迎えに行く。｣
｢いい考えだね、英二。｣
｢いーっすね。｣
｢疲れない？｣
｢疲れないよ。｣
｢練習の後だよ？｣
｢大丈夫だって！！｣
｢今日のメニューは国光特性だよ？｣
｢大丈夫っす。｣
｢結構すごいメニューだったけど・・・｣
｢。｣
｢は、はい？｣
｢僕たちは柔じゃないよ。｣
｢・・・それはわかってる・・・でも・・・っ｣
｢でも？｣
｢明日から合宿だよ？｣
｢はぁ？｣
｢え？｣
｢合宿？！｣
｢レギュラーだけ集合の時に話すつもりだったんだけど・・・｣
｢どこ行くんですか？！｣
｢○○合宿場。
詳しくはみんなが揃ってからね？｣
