* 彼等の護り方 *










「氷帝のテニスコートにの姿はなかった。」


「えぇーじゃあやっぱサボってんじゃん。」


「氷帝のみなさんも気の毒っすねー。」


「ただ、ひとつ気になる人物がいた。」



「「気になる人物?」」



「ああ。」


「それで乾、それは誰なの?」


「わからないが、氷帝のジャージを着ていた。」


「レギュラーとか部員じゃなくて?」


「女だ。」


「マネじゃないのー。」


先輩とうとう氷帝のみなさんにも見放されたとか?」


「そりゃそうだよなー仕事しないんじゃ意味ないし。」


「俺、帰ってもいいっすか?」


「待てよオチビー!」


「そうだぜ、越前。」


「だって残ってたって意味ないし。」



「「・・・・・・。」」



「特徴とかないのー?」


「ないんっすか、髪型とか!」


「遠目からだったが緩めのウェーブで明るめの髪の色だったな。」


と全く違うじゃん!」


先輩って黒髪のストレートでしたもんねー。」


「手塚。」


「・・・何だ?」


「調査も含めて氷帝と練習試合は組めないか?」


「・・・無理だ、地区予選まで時間がない。」


「そうか・・・。」


「悪いな。」


「いや、気にしないでくれ。」


「そろそろ解散しよーよー。帰るの遅くなっちゃう。」


「そーだね!、俺が送っていくにゃ!」


「あーずるいっすよ!!エージ先輩!」


「へへーん早いもん勝ち☆」


「ごめん、英二、桃。」


「え?」


「今日は不二くんに送ってもらいたいなぁ・・・ダメ?」


「・・・構わないよ。」


「やったvじゃあそういうことで!みんなお先ー!」


「不二ズルいー!」


「今度一緒に帰ろうね、英二?」


「約束だよー!」


「それじゃあみんな、お先に。」


「ああ。」




















「なぁなぁーって不二のこと好きなのかなー?」


「そーかもっすね。」


「不二相手じゃ勝てないじゃん。」



「「・・・・・・。」」



「不二先輩はどうなんっすか?」


「えぇー絶対不二ものこと好きだって。」


「そーっすよね、先輩綺麗だし、性格もいいし・・・」


「不二とお似合いなんだよなー・・・。」


「でも俺は諦めないっすよ。」


「それは俺もにゃ!」


「桃城!菊丸!」


「は、はい!」


「手塚機嫌悪いー?」


「あれじゃないっすか、先輩が不二先輩と帰ったから!」


「えぇー手塚ものこと好きなのー?!」


「・・・。」


「手塚相手でも負けないにゃ☆」




 







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