｢景吾！｣
｢どうした？｣
｢今日ね、帰りに・・・ケーキ食べに行こ？｣
｢はぁ？｣
｢あのね、ケーキバイキングがあってね、１０人以上だと半額なの！
景吾でしょ、侑士でしょ・・・ジローに岳人に亮に長太郎と萩之介に若に崇弘ねっ１０人以上でしょ？｣
｢・・・・・・。｣
ケーキが食べたいのなら俺がいつでも食わせてやるっつーの。
でもコイツは多分”みんな”で行きたいのだろう。
本当にには甘いな、俺も。
｢ダメ？｣
｢いいぜ。｣
｢やったぁｖ｣
｢他の奴らには言ったのか？｣
｢ううん、まだ！｣
｢じゃあ言って来いよ。｣
｢うん、ありがとう景吾！｣
｢ああ、走って転ぶなよ。｣
｢気をつける！｣
｢岳人ー！｣
｢じゃん、なになに？｣
｢今日、ケーキ食べに行こう？｣
｢え？！ケーキ？｣
｢うん、駅前にケーキ屋さんあるでしょ？｣
｢あー知ってる知ってる！｣
｢そこね、今日、ケーキバイキング１０人以上だったら半額なの！｣
｢マジマジ？｣
｢だからみんなで行こうって今誘ってる最中なの。｣
｢行く行くー！｣
｢よし、ふたりめｖ｣
｢ふたりめ？｣
｢そう、さっき景吾に言ったの。｣
｢・・・。｣
あの跡部がかー・・・。
本当に、には甘いよな・・・まぁ俺もだけど。
って言うか、俺たちみんなかなり甘いよな・・・。
まぁだし。
あの話があったからって言うのもあるけど、が俺は好きだから。
｢岳人ー？｣
｢あっ悪い悪い。楽しみだなーケーキバイキング☆｣
｢うん！｣
｢全員ＯＫだといいな。｣
｢そうだねぇーひとりでもダメだったら困る・・・。｣
絶対にからの誘いを断る人はいない。
それだけは断言できる。
｢じゃあみんなにも言ってくるねー。｣
｢おう！頑張れよー！｣
｢あっ亮だー！｣
｢、どうした？｣
｢あのね、ケーキバイキング行こ？｣
｢ケーキバイキング？｣
｢うん、駅前のケーキ屋さんなんだけど・・・１０人以上だと半額なの！｣
｢・・・ああ、わかった。｣
｢いいの？｣
｢ああ。｣
｢やったーありがとう亮！これで３にんめだよｖ｣
｢まだ３人かよ・・・激ダサだな。｣
｢でもね、一番の難関は突破したんだよ！｣
｢・・・跡部か。｣
｢その通り、すごいでしょ？｣
｢そうだな。｣
跡部はに極端に甘い。
本当に大切にしているのがわかる、だから俺たちも余計にを大切にしちまう。
まぁ悪いことじゃねーけど。
｢じゃあケーキバイキング行こうね！｣
｢ああ。｣
｢それじゃあ、他のみんなにも伝えてくるー！｣
｢頑張れよ。｣
