* 傷をつけた罪 *
「で、を殴ったっていう女はどれじゃ?」
「あれじゃねぇーの?」
「女性はあの人しかいないようですからね。」
「その確立100%。」
「先輩を殴るなんて俺許さないっすよ!」
「当たり前じゃ。」
「一発殴ってもいいかなー。」
「一発ですめばいいがな・・・。」
「女子を殴ろうとするなんてたるんどる!」
「仕方ないっすよー!」
「前から来るのって立海じゃねぇーか?」
「そうみたいやなー。」
「なんかこっち睨んでません?」
「気のせいだろ。」
「そうでしょうか・・・。」
「ウス。」
「でも、睨まれる理由はないよね?」
「意味わかんないCー。」
「なんだよあいつら!」
「何の用だ?」
「その女渡しんしゃい。」
「どういう意味や?」
「わかんねぇーの?後ろにいるその女だって!」
「わ、私ですか・・・?」
「「「「「「「・・・・・・。」」」」」」」
「あの・・・私みなさんに何かしちゃいましたか?」
「ちょっと待っとれ。」
「は、はい?」
「・・・なんか話と違うくねぇー?」
「先輩を殴った人とはとても思えないっす!」
「なんか想像とちがっとるわ。」
「予想外な人でしたね。」
「あの女がを殴った確立12%・・・。」
「しかも、あの人可愛いし!」
「なんじゃ、赤也もか。」
「えぇー仁王先輩もっすかー?」
「俺だけじゃない、こいつらみんなそうじゃろ。」
「マジっすか?!」
「・・・とりあえず、彼女が本当にさんに手をあげたのか調べませんか?」
「そうじゃな。」
「俺絶対に違うと思うぜぃ☆」
「お待たせしました。」
「あ、ううん・・・。」
「単刀直入に訊く、お前がを殴ったのか?」
「・・・さん?」
「、知っとるじゃろ?」
「さんって立海から来たんだ・・・。」
「。」
「ごめん、景吾・・・大丈夫だよ。」
「・・・。」
「あのっ・・・立海のみなさん、さんに手をあげたのは私です。」
「「「「「「「・・・・・・!!」」」」」」」
「さん立海でもテニス部のマネだったんだぁ・・・。」
「本当に、アンタが殴ったの?」
「はい。」
「何でじゃ?」
「・・・許せなかったから。」
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