* 傷をつけた罪 *
「仁王雅治じゃ。」
「仁王くん・・・?」
「雅治。」
「雅治くん?」
「呼び捨てでよか。」
「・・・雅治?」
「そうじゃ。」
「仁王先輩真似しないでくださいよー!!!」
「別に真似したつもりはなか。」
「真似してるってばー!!」
「でも・・・本当にいいのですか?」
「のことか?」
「そうです。」
「大丈夫ですって!」
「おい、立海。」
「・・・なんだ?」
「お前達はを傷つけないんだな?」
「俺は傷つけない!」
「俺も傷つけんよ。」
「女の子を傷つけるわけないだろぃ☆あっ俺、丸井ブン太ね、シクヨロ☆」
「よろしくお願いします・・・?」
「安心しんしゃい。俺達立海は誰もを傷つけはせんよ。」
「・・・ならいーんだよ。」
「ありがとう・・・本当に。」
あーやっぱ惚れた!
さん可愛いっす!!
先輩は綺麗って感じだったけど・・・なんかさんって守ってあげたいって思える。
俺も守ってあげたい。
「さん!」
「は、はい?」
「あっそんな怖がらないで大丈夫っすよ!」
「う、うん。」
「今度デートしましょ?」
「「「「「「「「却下!!」」」」」」」」
「別にあんた達に聞いてないし。」
「デ、デート?!」
「そう、デート♪」
「えっと・・・あの・・・ど、どうしよう・・・・・・っ」
「赤也、無理は言うな、が困っとる。」
「えぇー仁王先輩だって誘いたいくせにー。」
「俺は困らせてまで誘わんよ。」
「・・・。」
俺は後輩だもんねー。
ちょっと位我侭はいいじゃないですか!
でも、さんの反応可愛すぎ・・・!!
「跡部。」
「何だ?」
「今度練習試合しんしゃい。」
「はぁ?」
「そうじゃな・・・次の日曜日でよか?」
「仁王、勝手に決めるな。」
「やるじゃろ、真田?」
「あ、ああ・・・。」
仁王先輩怖いっす!!
真田副部長が押されてる・・・やっぱ詐欺師なんっすね。
「いいじゃろ?氷帝?」
「練習試合かぁ・・・楽しそうだね。」
「がやりたいなら仕方ねぇーな。」
跡部さん激甘・・・!
さんの言葉ならOKなんだ・・・
「いいの、景吾?」
「ああ、構わないぜ。」
「じゃあ、立海のみなさん。日曜日はよろしくお願いします。」
「場所は氷帝でいいだろ?」
「ああ、構わんよ。」
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