｢何か王者立海って・・・変やな。｣
｢ああ。｣
｢面白いじゃん♪｣
｢楽Ｃー！｣
｢・・・激ダサだぜ。｣
｢さぁーん！(泣)｣
｢下剋上だ！！｣
｢・・・ウス。｣
｢・・・今さらですが、さんをマネージャーにしたことを後悔してきましたよ。｣
｢柳生もか、俺もじゃ。｣
｢ああ、俺もそう思う。｣
｢っーか！を赤也に逢わせたことがダメじゃん！｣
｢・・・だな。｣
｢たるんどる！！｣
｢わ・か・め・・・いい加減にしないとそのワカメ頭を・・・縦ロールにするわよ！｣
｢マジ？！｣
縦ロールは嫌っす！！
意味わかんないっすよー！！
｢縦ロールがダメならアフロでもいいわ！！｣
アフロー？！
嫌、絶対に嫌っすよ！！
｢先輩、許してｖ｣
｢いーや！！｣
｢ほんとに、勘弁してくださいよー！！｣
｢・・・ちゃんと反省する？｣
｢するする！！｣
｢・・・うーん・・・じゃあ今日は１日私のおもちゃだからね。｣
｢え？｣
｢大丈夫、優しく扱ってあげるからｖ｣
｢うぃーっす！｣
まぁいいや。
先輩が優しくなんて言ってるし。
｢じゃあまずは、後ろ向いてｖ｣
｢はぁーいｖ｣
｢ピンクと白、どっちが好き？｣
｢はぃ？｣
ピンクと白？
なんですか、それ。
｢じゃあ白ー。｣
｢わかったー。｣
何か髪の毛に違和感。
くすぐったいっすー！！
｢はい、出来上がりーｖ｣
髪が纏められているのはわかる。
｢鏡見る？｣
｢見るっす！｣
・・・なんか変。
ひとつに纏められて、リボンまで付けられてる・・・。
｢可愛いよ、赤也ｖ｣
｢・・・可愛くないっす。｣
｢えぇーすっごく可愛いよｖいかにも私のおもちゃって感じでｖ｣
｢外しちゃダメ？｣
｢だぁーめ、幸村ちゃんの名前叫ぶよ？｣
｢・・・やめて下さい。｣
俺、また先輩に振り回されてる。
でも、嫌じゃない。
｢みんなー見てみてｖ可愛いでしょｖ｣
｢どこがじゃ。｣
｢さんがお付けになった方が可愛らしいと思いますよ。｣
｢・・・いつの間に入れ替わったの？｣
｢わかりますか？｣
｢うん、だって何か違うもん。｣
｢にはやっぱかなわんのぉー。｣
｢でも、氷帝も強いもん・・・簡単に見せちゃダメだもんね。｣
｢わかってるのぉー。｣
｢ねっ柳生ちゃんもリボン付ける？ピンクｖ｣
｢遠慮しておきます。｣
｢えぇー残念、仁王ちゃんの髪長いから可愛いのに。｣
｢やめんしゃい。」
先輩たちもやっぱり先輩に振り回されている。
さすが先輩。
