｢ねぇー質問なんだけど・・・ホストみたいな対応はないの？｣
｢｢｢｢｢｢はぁ？｣｣｣｣｣｣
｢氷帝のテニス部はホスト集団って訊いたから楽しみだったのに・・・。｣
本当に残念がってるし、先輩・・・。
ホストみたいな対応のためだけに来たってこと？
そういや、言ってたような・・・氷帝行くって言い出したの先輩だし。
｢つまんない！｣
｢・・・。｣
｢ちゃんがしてほしいんやったらやったるでー！｣
｢本当？忍足ちゃん？｣
｢・・・お手をどうぞ、お姫さん。｣
｢・・・・・・なんか変。｣
｢がーんっっ！！」
｢やっぱりホストじゃなかったんだね・・・。｣
あーそんな悲しそうな顔しないでくださいよー！！
って言うか、先輩勘違いしすぎ！！
忍足さんいじけてるし・・・まぁこれはどうでもいいけど。
｢でも、楽しかったよ！｣
・・・だめっすよー！
その笑顔。
氷帝の人達固まってる！
今すぐ先輩を担いででも逃げたい！
その笑顔振りまかないでくださいよー！！！
｢また来いよ。｣
｢次はちゃんとホストな対応してくれる？｣
｢・・・ああ、気が向けばな。｣
｢さぁーん！また来て下さいね！｣
｢うん、遊びに来るねーｖ｣
｢・・・また来て下さい。｣
｢今度お姉さんが楽しいこと教えてあげるからねｖ約束ｖ｣
｢・・・はい。｣
｢あー日吉だけずるいです！！｣
｢長太郎も一緒に楽しいことしようね？｣
｢はいっっ！！｣
｢ちゃんー今度膝枕してほCー！｣
｢膝枕？！｣
｢うん、やって？｣
｢うーん・・・気が向けばね？｣
｢！俺と今度バンジージャンプしに行こうぜー！｣
｢バンジージャンプ？！｣
｢そう、バンジージャンプ！｣
｢・・・真田ちゃん連れて行ってもいい？跳ばせてみたい・・・。｣
｢・・・面白そうだな！みんなで行こうぜ！｣
｢うんっｖ｣
｢・・・また来いよ。｣
｢三つ編みさせてくれる？｣
｢・・・。｣
｢・・・ウス。｣
｢うん、ありがとうね。また来るね。｣
｢ちゃん俺とも遊ぼうなー！｣
｢うんうんｖ忍足ちゃん面白いし。｣
・・・敵が増えたし。
最悪！！
でも、先輩・・・本当に人振り回すの好きっすねー・・・。
｢じゃあまた来るね、氷帝！｣
まぁ、先輩が笑顔だし。
これはこれでOKっすよね？
