* 元気になるための笑顔 *
「幸村ちゃぁーんv」
「、病院では静かにね?」
「あっごめんなさい。」
「そういえば、氷帝との練習試合どうだった?」
「うん、可愛いかった。」
「え?」
「あのね!氷帝の2年生ふたりがすごく可愛かったの。
ワカメとは比べ物にならないほど!素直でね、今度遊ぶのv」
「そっか、よかったね。」
「うんvあっちゃんと報告するね。」
「うん、お願い。」
「まず、氷帝はホストじゃなかった。」
「・・・。」
「監督の太郎ちゃんはね紅茶の煎れ方が上手で・・・アフタヌーンティしちゃいました。」
「・・・。」
「あとは・・・また来てって言われた。」
「・・・誰に?」
「氷帝の人達。」
「そう・・・(あとで覚悟しておいてね、氷帝・・・。)」
「あと、幸村ちゃんのお陰で赤也が遅刻しなかった!」
「ふふ、ちゃんと祈っておいたからね。」
「本当にありがとうvもうさっすが部長だね!」
「そんなことないよ、みんなには迷惑をかけている・・・。」
「・・・そのために私がいるんでしょ?」
「え?」
「幸村ちゃんがいないの、私すっごく淋しい。」
「・・・。」
「でもね、だからこそ・・・幸村ちゃんの代わりにみんなを応援する。
私は試合にも出れないし、テニスもできないけど・・・それでも、応援だけはするよ?」
「そうだね、にサポートを頼んでよかったよ。」
「思ったの、みんなが悲しい顔してるんじゃなくて明るい顔していればいいって。
幸村ちゃんがいないことはみんなにとってやっぱり苦しいこと、だからこそ・・・笑っていたほうがいい。」
「うん・・・。」
「幸村ちゃんは無理をしないで頑張って。そして、笑ってて?」
「ありがとう、。」
「だから私はこれからも・・・みんなで遊ぶからね。」
「うん、遊んであげて。」
「今度写真撮ってくる、いっぱい飾ろ?」
「そうだね、そうすればこの部屋も明るくなる。」
「じゃあーまずははいっチーズ♪」
「え?」
パシャっ
「えへvカメラ持ってきたの。ポラロイドだからすぐに見れるよ。
・・・突発だったのに・・・やっぱり幸村ちゃん綺麗だー!!むぅ・・・っ」
「・・・。」
「これ私が持って帰ってもいい?家に飾るv」
「じゃの写真を俺に頂戴?」
「え?!私の写真なんて持っててもいいことないよ?もしかして魔術に使うの?」
「そうじゃなくて、ただ欲しいと思っただけ。」
「うーん・・・じゃ、じゃあ撮って?」
「うん、はいチーズ。」
パシャっ
「うぅーどうなった?やっぱり変?」
「可愛いよ、すごく。」
「//////幸村ちゃんこそホストだぁ・・・。」
「一番よく見えるところに張っておこうかな。」
「やぁーめぇーてぇー!!」
「この写真を見ていると元気になれそうだからね。」
「むぅ・・・っ」
「写真、楽しみにしているね。」
「うん!いっぱい撮ってくる!仁王ちゃんな柳生ちゃんとか、柳生ちゃんな仁王ちゃんとか!」
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