* 日常茶飯事 *
「・・・なんでいるのよ!!」
ファンクラブ会長さんたちから離れたところ、ちょうど角を曲がったところに彼らは立っていた。
つまり・・・
「全部訊いてたわけ?」
「「「「「「「「・・・・・・。」」」」」」」」
「先輩!」
「な、何?」
「俺、先輩のこと好き!」
「赤也・・・。」
「俺も好きだぜぃ!」
「・・・ブンちゃん・・・。」
「私も、好きですよ。」
「柳生ちゃん・・・・・・。」
「俺も好いとぉよ。」
「・・・・・・仁王ちゃん。」
「俺も好きだぜ。」
「ジャッカルちゃん・・・。」
「俺も好きだ。」
「柳ちゃん・・・・・・。」
「・・・好きだ。」
「・・・真田ちゃん。」
「幸村もきっとそう想っているはずだ。」
「・・・うん、ありがと。」
本当に・・・。
本当にあなたたちは・・・馬鹿ね。
「馬鹿。」
「「「「「「「「はぁ?」」」」」」」」」
「みんな本当にー馬鹿よ馬鹿!!でも、大好き!」
「せんぱぁーいvv」
抱きっ
「・・・赤也ってよく抱きつくよね。」
「だって先輩好きだしv」
「・・・///馬鹿・・・っ。」
「馬鹿でいいですよー!先輩に言われるなら!」
「俺たちを振り回していいのはだけだぜぃ!」
「それに、さんの応援があるからこそ私たちは頑張れるのですよ。」
「ばかばかばかばかーっっ!!///」
((((((((可愛いっっ!!))))))))
「もう先輩可愛すぎっ!」
「う、煩い!!」
「赤也、そろそろ離れんしゃい。」
「や・だ。」
「たるんどる!!」
「そろそろ部活しなきゃダメ。王者立海でしょ?」
「が応援してくれるのなら部員のやる気は倍増する。」
「・・・応援なんかでどうにかなる王者立海じゃない。」
「だけは特別だ。」
そんな風に言われると・・・かなり嬉しいです。
本当に、馬鹿ばっかり。
でも、私も馬鹿です、ここにいるのがこんなにも心地いい。
「ちゃんと練習しないと・・・メニューますます厳しくするからねー!!」
これが私なりの応援。
それをみんなわかってくれるから。
『頑張って』と言うのだけが応援じゃない。
私はそう思っている。
でも・・・
「頑張ってね、みんな?」
たまには私もみんながする応援をしたい。
みんなが笑顔が見れるなら。
みんなが笑っているのなら。
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