｢ジャッカルー明日雪が降るぜぃ。｣
｢は？｣
｢がコートの中にいる。｣
｢・・・マジかよ。｣
｢行こうぜぃ！｣
｢おう。｣
｢！｣
｢あっブンちゃんー。｣
｢何で外にいんの？｣
｢いちゃダメ？｣
｢ダメじゃないけど・・・明日は雪だな。｣
｢・・・それってどういう意味かしらー？｣
｢・・・(怖)！｣
｢もう、そんな元気いっぱいのブンちゃんには優しいマネージャーのさんが特別メニューをあげちゃう。
グランド２０周！！！｣
｢な、何でだよー！！｣
｢柳ちゃん！｣
パチンっ
｢どうした？｣
｢何で指鳴らしで現れるんだよ柳ぃー。｣
｢に呼ばれたからな。｣
｢そう！明日の天気予報は？｣
｢晴だな、快晴だ。｣
｢確立は？｣
｢９７％だな。｣
｢ほらー！明日雪が降る可能性はない！｣
｢でもーがコートの中にいるんだぜぃー。｣
｢雪が降る確立は３０％だな。｣
｢なんですと？！｣
｢季節外れの雪が降るかもしれんな。｣
｢降りません！ブンちゃん！柳ちゃん！ジャッカルちゃん！グランド３０周！！｣
｢さっきよりも増えてないか？｣
｢・・・なんで俺まで・・・。｣
｢・・・厳しいな。｣
｢いーから、走ってきなさい！！｣
｢も一緒に走ろうぜぃ！｣
｢却下。｣
｢即答だな。｣
｢私の運動神経のなさ、知ってるでしょ？｣
｢俺たちと走れば今日一日かかるな。｣
｢その通り！よって３人で仲良く走ってきなさい！｣
｢でもー俺たちも練習ー。｣
｢安心して、メニュー作りは私のお仕事。真田ちゃんも何とかするわ。｣
｢｢｢・・・。｣｣｣
｢早く走らないと・・・５０周に増やすわよ？｣
｢せんぱぁいー。｣
｢ん？｣
｢何で先輩たち走ってんの？｣
｢罰よ罰ｖ｣
｢・・・何やったんっすか？｣
｢うん、明日雪が降るとか言い出した。｣
｢・・・。｣
それってもしかして・・・先輩がコートの中にいるから？
｢赤也・・・何考えてるのかな？｣
｢な、何でもないっす！！｣
｢そう？｣
｢は、はい！先輩、今日のメニューは？！｣
｢えっと・・・まずロードワークでしょ。１２セットマッチの試合でしょ。
あとは練習が終わったら・・・幸村ちゃんのお見舞いにみんなで行くっ！｣
｢了解っす！｣
