* ひとりは淋しい *










「でも、その血祭りって言うのは?」


「えっとね、私があの人と住むようになってやっぱり狙われたわけよ。

それで、ちょっと怪我させられちゃって・・・あったいしたことはなかったんだよ、ちょっとした切り傷。」


「・・・。」


「で、あの人にこんな人にやられちゃったって言ったら血相変えてね・・・うん、あの時の顔は怖かったわ。

なんか色んな人に電話して、お付の人とかに調べさせて・・・見つけた犯人をね・・・血祭りにしようとしちゃった。」


「・・・・・・(怖)!!!」


「全部ウチの力で消されちゃったけどね、話も人も・・・。」


「・・・・・・。」


「でもね、血祭りにはしてないんだよ。無人島に連れて行ってあげただけ。」



血祭りよりもある意味恐ろしいんじゃ・・・。

っていうか、先輩のお父さんって幸村部長に似てる?!

雰囲気とか、やりそうなこととか・・・そっくりじゃん。



「やっぱり怖い?もう私なんかと関わりたくない?」


「そんなことないっす!」


「でも、いつ狙われるかわからないんだよ?」


「大丈夫ですって。先輩は俺が守ってあげるっすよ。」


「・・・ありがとう。本当にみんな馬鹿。みんな同じような答えなんだよ。

自分がもしかしたら狙われちゃうかもしれないのに・・・私を守るとか・・・言ってくれるし・・・。」


「そりゃ、先輩っすからねv」


「わけわかんないー。」


「とりあえず、俺は怖くないから・・・安心してね、先輩?」





抱きっ





「ありがとう、赤也。」



「・・・何をしているのかな、切原くん?」



「・・・・・・(汗)」



「あっお父さん。」



「何かな、?」



「赤也たちも、大丈夫だよね?」



「もちろん、ちゃんと話は付けてあるよ。にも、のお友達にも手を出さないように、とね?」



「よかった、ありがとう。」



「それじゃあ僕はそろそろ行くよ。」



「うん、今日は帰ってくる?」



「ああ、早めに帰るよ。」



「じゃあ待ってるね。」




















「相変わらずだよなーの父さん。」


「娘溺愛だからのぉ。」


「俺この前に抱きついたらダーツ飛んできたし。」


「俺は弓矢だったのぉ・・・。」


「全くあなた達は何をやってるんですか・・・。」


「だってのこと好きだしぃー。」


「同じくー。」




 







アクセス解析 SEO/SEO対策