｢おはよう、。｣
｢あっおはよう、周助！｣
｢初仕事から遅刻？｣
｢うぅ・・・ごめんなさい。｣
コロコロ変わる表情が可愛くてつい意地悪したくなるんだよね。
昨日初めて逢ったばかりなのにね。
｢乾ならあそこにいるよ。｣
｢ありがと、周助！｣
でもね、困ってる君の顔も可愛いと思うけど・・・
やっぱり一番笑顔が可愛いよ。
｢乾くん！｣
｢おはよう、。｣
｢遅くなってごめんなさい。それと・・・名前でいいですよ？｣
｢ならば俺も好きなように呼んでくれ。｣
｢うーん・・・じゃあ貞治ね。｣
なるほど。
コロコロ変わる表情。
手塚や不二、菊丸、大石、桃城それに越前が気に入るはずだ。
｢先ほどは手塚と何を話していたんだ？｣
｢えっと・・・グランド１０周は知らないためのリョーマが考えた作戦を実行してたの。｣
｢作戦？｣
｢うん、よくわからないけど・・・首傾けて謝ればいいって言われたから・・・｣
と手塚の身長差から考えると・・・
自然に上目遣いになる。
なるほど・・・・・・いいデータが取れた。
｢国光って優しいね、謝ったらグランド１０周走らずにすんじゃった。｣
・・・、天然。
またひとつデータが増えたな。
｢君にはレギュラーのドリンクとタオルを用意してもらいたい。あと買出し。｣
｢はい！｣
｢球出しは俺や竜崎先生、レギュラーが主にするから大丈夫だよ。｣
｢じゃあ私のお仕事は買出しとドリンクとタオルの用意ですね。｣
｢そう・・・早速で悪いけど、買出し頼んでもいいかな？｣
｢あっはい！｣
｢じゃあここに書いてあるものを放課後、買って来て。｣
｢はーい！｣
｢任せたよ。｣
｢今日はお弁当かにゃ？｣
｢うん！(雅治の手作り！)｣
｢の手作り？｣
｢ううん。｣
｢とりあえず、屋上行くにゃ！｣
｢土曜日は休み、日曜日は朝から練習だ。｣
｢みんな遅刻しないようにね。特に越前と。｣
｢はぁーい。｣
｢うぃーッス。｣
｢。遅刻しないように迎えに行ってあげようか？｣
｢ううん、大丈夫。｣
｢本当に？｣
｢・・・・・・頑張る。｣
｢ああそうだ、、これ部費だよ。｣
｢あっありがとう貞治。｣
｢買いだし行くのかにゃ？！｣
｢うん！｣
｢あっ俺付き合いましょーか？荷物持ち。｣
｢ううん、大丈夫だよ、桃ちゃん。｣
｢先輩、気をつけてよね？｣
｢・・・？｣
｢悪い人には付いて行っちゃダメだよ？｣
｢子供じゃないもん！(怒)｣
