* 初めてのお仕事 *










ーお帰りにゃ!」


「ただいまー!」


「迷わなかった?」


「・・・迷ったよー。」


「でもちゃんと頼んだものは買えているようだな。」


「うん、連れて行ってもらったの!」


「誰に?!」


「氷帝のみなさん。」



・・・・・・あの・・・周助?

さっきの長太郎みたいなオーラが出てるのは私の気のせいですか?



「いい人たちだったよ!」



ちょっと黒いオーラが見えたけどみんないい人たちでした。

ここまで送ってくれたし、荷物持ってくれたし。



「ねぇ。」


「ん?」


「氷帝の人って誰?名前教えてくれる?(名前さえわかれば何でもできるからね。)」


「えっと・・・景吾と侑士と岳人と萩くんとジローちゃんと亮と長太郎と樺地くん。」


「跡部・忍足・向日・滝・芥川・宍戸・鳳・樺地だな。」


「うん、さすが貞治だね!」



データマン♪データマン♪



「練習は終わったの?」


「あぁ、今日は終了した。」


「そっかー。」


先輩、帰ろ!」


「う、うん?」


「どういうつもりかな、越前?」


「別に・・・約束してたんで。」


「じゃあみんなお先ですーお疲れさまー!」


「日曜日は遅れないようになー!」


「はぁーい!」





















「出来た出来たv」


「見せて。」


「はい、これリョーマにあげるね。」


「どーも。」


「さて、何処行きたい?リョーマの好きなところでいいよ。」


「じゃあスタバ。」


「あっスタバ好きv」


「じゃあ行こ。」



というわけでリョーマとスタバに行きました。





















〜♪

リョーマと別れてすぐにメールがきた。





 F 仁王雅治
Sub遅れそうじゃ。

ちょっと帰るの遅くなるかも。

待っててくれたら嬉しいのぉ・・・。





















ピンポーン♪



「はいー!」


「遅くなってすまんのぉ・・・」



ちょうどご飯の用意が出来たところでインターホンが鳴った。

出てみるとやっぱり雅治。

さっきのメールのお返事にご飯を作っておくということとお家に来てと送ってみた。

だから来てくれた。

しかも制服で!ちょっと服が乱れてるって事は走ってきてくれたんだよね?



「ううん!ご飯作ったよ!」


「楽しみじゃのv」


「あのね、力作なの!」

















「・・・・・・これは何じゃ?」


「え?カレーだよ?でも、カレーって爆発するんだね、びっくりしちゃった。」


「爆発?!」


「うん。」


「・・・。」


「何?」


「ひとりで料理はするな、慣れるまでは。」


「えぇーでも・・・・・・」


「約束じゃ。(家が潰れるかもしれんのぉ・・・)」




 







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